イオンリテール、仙台で小型食品スーパーをドミナント
3年後に30店体制へ。コンビニ激戦地で生鮮や弁当・総菜を強化し差別化
イオンリテール東北カンパニーは都市型小型食品スーパー(SM)「イオンエクスプレス」で、3年内に30店体制を築く。同業態は“エクスプレス”の名の通り即座に食べられる商品のウエートを高め、自宅で調理時間がなかなかとれない都市生活者に利便性を提供している。これまでに仙台市内に4店を展開しているが、今後も仙台市を中心に多店舗展開する。イオンはグループで「まいばすけっと」などコンビニ対抗の小型SM業態を強化している。
東北カンパニーが展開する「イオンエクスプレス」は売り場面積が約200平方メートルから250平方メートル程度とコンビニと同等か、一回り大型化している。商圏は半径500メートルと、まさにコンビニと同じような設計になっている。
商品政策は生鮮食品を最小限にとどめる一方、総菜や弁当などのほか、これまでイオンが構築してきた一手間で即座に食べられる食材のセットなどの商品を中心に組み立てている。価格もイオンの総合スーパー(GMS)の食品売り場の商品の設定と同じように低価格で販売している。
現在、仙台市内に4店、千葉県習志野市に1店舗を展開している。家坂有朋イオンリテール取締役専務東北カンパニー支社長は「3年後くらいをめどに仙台市内を中心に30店程度を出店したい」としている。建設コストの上昇でGMSの出店が厳しさを増す中で、小型SM店で攻めの体制を築く。
東北カンパニーが展開する「イオンエクスプレス」は売り場面積が約200平方メートルから250平方メートル程度とコンビニと同等か、一回り大型化している。商圏は半径500メートルと、まさにコンビニと同じような設計になっている。
商品政策は生鮮食品を最小限にとどめる一方、総菜や弁当などのほか、これまでイオンが構築してきた一手間で即座に食べられる食材のセットなどの商品を中心に組み立てている。価格もイオンの総合スーパー(GMS)の食品売り場の商品の設定と同じように低価格で販売している。
現在、仙台市内に4店、千葉県習志野市に1店舗を展開している。家坂有朋イオンリテール取締役専務東北カンパニー支社長は「3年後くらいをめどに仙台市内を中心に30店程度を出店したい」としている。建設コストの上昇でGMSの出店が厳しさを増す中で、小型SM店で攻めの体制を築く。
日刊工業新聞2016年2月23日生活面