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宅配ピザ・新聞販売…活躍の場広げる電動バイク、重宝されるポイント

E・ミニモ(神奈川県藤沢市、西尾達二社長)が販売する業務用電動バイクが活躍の場を広げている。宅配ピザ店や新聞販売店、自治体に加え、最近は再整備が進む京都市中央市場(京都市下京区)内の業者に計35台が採用され、今後さらに増えそうだ。

電動バイク導入は、カーボンニュートラル温室効果ガス排出量実質ゼロ)への取り組みによる電動化の流れに宅配市場の拡大が相まって拍車がかかる。

同市場で活躍するのは「BATORA(バトラ)201」。荷物を積んだ状態の配送業務に耐える車体強度や電池容量などを考慮し開発された。業者によって車体に水がかかることがあったり、湿度の高い環境で使われたりするため特別にさびを防ぐ塗装を施している。

特に重宝されているのは市場から出入りしやすい点。同市場はエンジン車両が乗り入れできず、電動バイクであれば乗り換えや積み替えをせずに配送に行けることが採用を後押ししている。

日刊工業新聞2023年5月22日

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