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立命館大が「スポーツ健康科学研究拠点」新設

立命館大が「スポーツ健康科学研究拠点」新設

立命館大学びわこ・くさつキャンパス

立命館大学はスポーツ健康科学などの研究拠点「立命館先端クロスバースイノベーションコモンズ」を新設する。びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)内に建設し、2023年度中に完成予定。医療や創薬、ロボットなどの企業と共同研究を進めてイノベーションを創出し、ヒトの健康・長寿や生活の質向上につなげる。

生化学やスポーツ健康科学、介護ロボットなどのヒトの身体周辺に関わる新領域分野「身体圏」の研究・実証実験を進める。

新拠点の総面積は約3300平方メートルで3階建て。大型スクリーンを備えた施設「クロスバースアリーナ」を整備する。さまざまな場所の景色を投影し、温度や湿度などの周辺環境を詳細に設定することで実際にその場にいるようなリアルな感覚を体験できる。体験者の身体変化を調べる測定室や企業の入居室などを設ける。

新施設に隣接する同大の理工学部や生命科学部などの研究実験室、スポーツ健康科学総合研究所などとも連携する。

立命館大は約20年にわたりスポーツ健康科学の研究を進めており、文部科学省と科学技術振興機構(JST)の革新的イノベーション創出プログラム(COI)にも選ばれた。

ヤマハ発動機と感動の数値化・可視化を研究しているほか、アシックスと速歩の効果の検証から新しいトレーニング方法の開発などを実施中。ヒトの健康や生活の向上に関心のある企業は多く、同拠点で産学官連携をより促進する。

産業技術総合研究所や国立長寿医療研究センター、順天堂大学、滋賀大学なども参画する。

日刊工業新聞 2023年05月12日

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