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JMUが引き渡し、新型コンテナ船の仕様

JMUが引き渡し、新型コンテナ船の仕様

コンテナ船「ワンハイ361」

ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市西区、灘信之社長)は、シンガポールのワンハイラインズ向けに津事業所(津市)で建造していたコンテナ船「ワンハイ361=写真」を引き渡した。最新の窒素酸化物(NOx)排出規則ティアⅢを適用したコンテナ船シリーズの10番船。従来船に比べて環境性能と運航性能を向上させた新船型。

アジア発着およびアジア域内の海上輸送量増加に伴い、中長距離の定期航路への投入を想定する。積載能力と航海性能を高レベルで両立した。

有害物質一覧表の保持、荷役時にディーゼル発電機の運転停止を可能にする陸上電源供給システム(AMP)の搭載など一連の環境規制に対応した。

全長203・5×幅34・8×深さ16・6メートル。載貨重量3万6776トン。定員25人。シンガポール船籍。

日刊工業新聞 2023年05月01日

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