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三菱ふそうが小型EVトラックの専用リース商品を投入する狙い

三菱ふそうが小型EVトラックの専用リース商品を投入する狙い

3月に発売した新型EVトラック「eキャンター」。専用のリース商品発売で顧客のEVシフトを支援する

三菱ふそうトラック・バスは3月に発売した小型電気自動車(EV)トラック「eキャンター」の新モデル専用のリース商品を国内で発売した。車両メンテナンスや顧客事業所の充電設備設置といったEVトラック運用に必要な諸費用の支払いを一本化し、EVトラックを初めて導入する顧客の利便性を高めたパッケージ商品。料金体系は架装内容などで変わり、非公表。

新商品「FUSOグリーンリース」は、車両・メンテ・充電設備などの支払先が一つで済む。

また国などのEV車両導入に対する補助金申請業務を、グループのダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジア(東京都港区)が代行し、顧客のEVシフトを後押しする。

稼働中の車両情報をネット経由で把握できるテレマティクスサービス利用も含まれる。最も電力料金の安い時間帯の車両充電予約設定や、電欠時に貨物を代替輸送するサービスなど内容を充実させた。


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日刊工業新聞 2023年04月14日

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