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トヨタ、16年度4−9月期の鋼材支給価格3000円下げ

電機、造船などの大口需要家へ影響
 トヨタ自動車は18日、2016年度上期(4―9月期)の自動車用鋼材支給材価格を、15年度下期(10月―16年3月期)に比べてトン当たり3000円前後引き下げることを決めた。同日、部品メーカーなどに通知した。鉄鉱石、原料炭など資源価格の下落を背景に、2期連続の引き下げとなる。建設分野などでの国内鉄鋼需要が低迷、先安観が強まっており、引き下げムードが高まっていた。支給材は他の鋼材価格の指標になる。今回の引き下げは、電機、造船業界など大口需要家との交渉に影響を与えるのは必至だ。
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日刊工業新聞2016年2月19日1面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
数千円の下げは当初から想定されていたが鉄鋼業界はきついだろう。ころで市中の取引でも値下げ圧力が高まるのはず。

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