ＪＲ四国、ＪＲ西日本、ＪＲ貨物、東急の４社は２７日、四国・瀬戸内エリアで２０２４年にクルーズトレインを運行すると発表した。東急が運営する豪華観光列車「ＴＨＥ　ＲＯＹＡＬ　ＥＸＰＲＥＳＳ（ザ・ロイヤルエクスプレス）＝写真」を走らせる。ＪＲ貨物とＪＲ西日本が電気機関車を提供し、けん引する。岡山を発着とし、岡山―児島間をＪＲ西日本、児島―四国島内をＪＲ四国がそれぞれ運行する。観光振興と地域活性化につなげる。

２４年１―３月に３泊４日の運行を６回予定。７月ごろに商品を販売する。

ＪＲ四国の西牧世博社長は「多くの方に楽しんでもらえるように各社と協力し、運行に向けて準備を進める」と期待を述べた。東急の高橋和夫社長は「人と人あるいは地域と地域がつながるというような視点で運営したい」と話した。