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SUSが新開発、「アルミニウム製住宅」で実現できること

SUS(静岡市駿河区、石田保夫社長)は、アルミニウム製住宅「Alumi-House t2-01=イメージ」を開発した。発売は7月の予定。2日という短納期での現地施工が可能で、トイレやエアコンなど生活用品を備えた「オールインワン建築物」として提供する。生活様式の変化に合わせて、住まいを柔軟に変化(代謝)させる新しいライフスタイルを提案する。

居住空間以外にオフィスや店舗、趣味用の個室、リモートワークスペースなどとして利用できる。生活環境や用途の変化に合わせて増やしたり、減らしたり、移動できる特徴を生かし、多様な暮らし方、働き方を提案する。

基礎までを含めた住宅のプロダクト化により、短納期で現地施工を実現した。構造部には工場自動化(FA)分野でロボット架台に採用されている高剛性のアルミフレームを使用。組み立て工数の削減と強度の向上を両立した。

構造はアルミ合金造り。サイズは奥行き2・7×幅5・0×高さ3・2メートル。パネル厚さは60ミリメートル。総重量3トン。

日刊工業新聞 2023年03月02日

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