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最大15%コスト減、キャタピラーが投入した「低燃費中型ローダー」新モデルの機能

キャタピラージャパン(横浜市西区、ジョー・モスカト代表執行役員)は、中型ホイールローダーの新商品「Cat966GC=写真」を発売した。砕石や骨材、砂、石炭といったバラ荷材の積み込みや横持ち作業の専用機種となる。アイドル回転数を最小化するエンジンアイドリング制御システムにより燃料消費量を削減。メンテナンス時間の短縮と相まって、従来機種比で最大15%のトータルコスト低減が可能としている。消費税抜きの価格は5267万1800円。

大きく開くガルウイング式のエンジンアクセスドアで、メンテナンスをしやすくした。油圧と電気サービスセンターを1カ所に集中配置しており、メンテナンスの時間も短縮できる。

油圧パイロット式作業機コントロールは軽い力で操作が可能。積み込みが容易なバケットにより、荷の保持性の向上と掘削時間短縮を実現している。

バケット容量は4・2立方メートル。後方の安全を確認できる高解像度のリアビューカメラも標準装備した。


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日刊工業新聞 2023年01月31日

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