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マツダが初公開した新型クロスオーバーSUV「CX―90」の仕様

今春に米国投入

マツダは1日、新型クロスオーバースポーツ多目的車(SUV)「CX―90=写真」を米国で初公開した。マツダの新たな旗艦車として今春、同国に導入する。日本や欧州で販売しているCX―60に続く「ラージ商品群」の第2弾となる。防府第2工場(山口県防府市)で生産する。3列シートを採用し、CX―60より一回り大きく、道路や生活事情などから大型車を求める現地のニーズに応える。

北米仕様車には、48ボルトのモーターを組み合わせた新開発の排気量3300ccターボ付き直列6気筒ガソリンエンジン車と、米国では同社初投入となる同2500cc直列4気筒ガソリンエンジン搭載のプラグインハイブリッド車(PHV)を用意した。日本への投入予定はないという。

マツダは、2022―23年にかけ、ラージ商品群のSUV車種として、日本や欧州向けに3列シートのCX―80を、北米向けには、2列シートでCX―60より幅広のCX―70の投入を計画している。


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日刊工業新聞 2023年02月02日

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