日本初の6階建て木造建築物の実験棟
日本ツーバイフォー建築協会が茨城県つくば市に
日本ツーバイフォー建築協会(東京都港区、市川俊英会長=三井ホーム社長、03・5157・0831)は4日、ツーバイフォー工法(枠組壁工法)による日本初の6階建て木造建築物の実験棟を公開した。高強度耐力壁や2時間耐火構造など実験棟に盛り込んだ新技術を披露した。
実験棟は建築研究所(茨城県つくば市)との共同研究で、同研究所の敷地内に建築中。1―2階建て部分の外壁と間仕切壁は合板の両面張りやクギの増加などで壁倍率14倍相当の仕様とした。耐力壁「ミッドプライウォール」「タイダウン金物」など木造建築物の高層化で先行するカナダの技術も導入した。
実験棟の完成は3月末を予定。4月以降は見学会などを開いて開発した技術を広める。市川会長は「1、2年以内に6階建ての実現を目指す」と述べ、高層化が循環型資源である木材の利用促進につながると強調した。
実験棟は建築研究所(茨城県つくば市)との共同研究で、同研究所の敷地内に建築中。1―2階建て部分の外壁と間仕切壁は合板の両面張りやクギの増加などで壁倍率14倍相当の仕様とした。耐力壁「ミッドプライウォール」「タイダウン金物」など木造建築物の高層化で先行するカナダの技術も導入した。
実験棟の完成は3月末を予定。4月以降は見学会などを開いて開発した技術を広める。市川会長は「1、2年以内に6階建ての実現を目指す」と述べ、高層化が循環型資源である木材の利用促進につながると強調した。
日刊工業新聞2016年2月5日建設面