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全てプラスチックの自転車、日本投入

独イグスなど発売

独イグス(ノルトライン・ヴェストファーレン州)と、同社が出資するスタートアップの蘭mtrl(マテリアル)は、共同開発した、タイヤを除き全プラスチック製の街乗り用自転車「igus:bike(イグスバイク)」を2023年に日本でも発売する。販売は車体を製造するmtrlが行う。

プラスチックを使った産業向け可動部品を手がけるイグスは、15年ほど前から油汚れやさびのないプラスチックだけの自転車が製品化できないか模索。5月末にドイツで開催したハノーバーメッセでイグスバイクを発表していた。

目安となる販売価格は新品プラのモデルが約1200ユーロ(約17万5200円)、再生プラのモデルが約1400ユーロ(約20万4400円)。重量17キログラム。mtrlのウェブサイト(www.mtrl.bike)からも購入できる。同様のデザインの電動タイプも開発・販売も計画中だ。

東京ビッグサイトで現在開催中の「JIMTOF2022 日本国際工作機械見本市」のイグス日本法人のブースに、ブレーキのない試作品(写真)を出展中。

日刊工業新聞 2022年11月10日

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