ANA・JALなど5社の共同運航で離島路線を維持できるか
日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)と地域航空3社は、系列の枠を超えた共同運航(コードシェア)を福岡空港で始めた。離島など生活路線の維持に向け、独立性を残しつつ協働する。5社出資の地域航空サービスアライアンス(東京都港区)を構成し座席販売などで連携する。
大手2社のほか天草エアライン(熊本県天草市)、オリエンタルエアブリッジ(長崎県大村市)、日本エアコミューター(鹿児島県霧島市)が参画する。福岡、熊本、長崎、鹿児島などの各空港と離島を結ぶ21路線74便が対象。航空機部品の調達でも相互協力する。
福岡空港にかけつけた各社代表者は「集客により地域を活性化したい」と期待した。
日刊工業新聞 2022年10月31日