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芝浦工大が開設、豊洲キャンパス新棟の全容

芝浦工業大学は豊洲キャンパス(東京都江東区)に新本部棟を完成した。地上14階地下1階で、デザイン工学部や建築学部の学生らが学ぶ。産学官連携を促すため、シェアオフィス(写真)やラボなどで成る「ベイエリア・オープンイノベーション・センター(BOICE)」を設けた。26日に新棟での講義を本格的に始める。

芝浦工大は新棟を活用し、研究力や産学官連携を強化する。芝浦キャンパス(東京都港区)からデザイン工学部を移転するなど教育資源を集約した。ロボット・情報関連と化学関連、加工技術関連の各ラボやインキュベーション施設を設け、共同研究成果の社会実装を進める。

新棟は延べ床面積が4万4000平方メートルで、豊洲キャンパスは既存棟と合わせて約10万平方メートルに拡張した。

日刊工業新聞 2022年9月22日

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