クラシエフーズ（東京都港区、橋本光央社長）は、大人も楽しめる菓子「大人のねるねるねるね」を9月5日に発売する。粉と水を混ぜると色が変わって膨らむ子ども向け菓子を、大人用に赤白2種の本格ブドウ味に仕上げた。この菓子を子どもの頃に楽しんだ20歳代以上をターゲットに発売する。実勢価格は194円（消費税込み）。

コンコード種の赤ブドウ果汁と、シャルドネ種の白ブドウ果汁で甘さ控えめな2種の味。ソムリエが「ねるねるねるね」に合う赤・白のワインを推薦し、これを分析・調合した香りを成分を配合し、より本格的な味わいにした。大人が最後まで食べやすいように軽い食感にしたのも特徴。

同社が19―34歳の男女を対象に実施した調査（2021年10月）によると、「ねるねるねるね」を小学生までに食べたことがあるという回答が8割に上った。こうした20歳代以上の大人にも懐かしく改めて楽しんでもらいたいというアイデアから“大人版ねるねるねるね”が誕生した。