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日産「ノート」改良、向上させた性能は?

日産「ノート」改良、向上させた性能は?

日産は人気車種の選択肢を増やし販売を後押し(小型HV「ノート」)

日産自動車はハイブリッド車(HV)「ノートシリーズ」3車種の一部仕様を向上して今秋に発売する。緑を基調とした「サーフグリーン」など、シリーズで計7種類のボディーカラーを新たに設定。内装ではシートを抗菌仕様とした。人気車種の選択肢を増やし、販売を後押しする。

小型HV「ノート=写真」では、灰色を基調とした「ステルスグレー」など4種類、高級仕様のHV「ノート オーラ」では、「ミッドナイトパープル」など3種類のボディーカラーを設定した。消費税込みの価格はノートが203万3900円から、オーラが265万4300円から、スポーツ型のHV「ノート オーラ NISMO(ニスモ)」が290万8400円から。一部のグレードで数%値上げする。

ノートシリーズは独自のHVシステム「eパワー」を搭載。2022年1―6月期の販売が計5万6942台となり、国内登録車の電動車で販売台数が首位となった。eパワー専用車として経営資源をHVに集中し、車の基本性能など商品力の底上げを図った。

日刊工業新聞2022年9月1日

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