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大阪・泉佐野市でeスポーツ実証、市長が描く展望

大阪・泉佐野市でeスポーツ実証、市長が描く展望

体験施設「eスタジアム泉佐野」のイメージ

南海電気鉄道は大阪府泉佐野市、eスタジアム(大阪市中央区)、ウェルプレイド・ライゼスト(東京都新宿区)などと共同で、同市でeスポーツの実証事業を行うと発表した。11月に同市にeスポーツ体験施設を開く。eスポーツの裾野を広げる場や競技の場にして、プロを目指す人向けキャンプも年3回行う。

体験施設はゲーミングパソコンを備え、子ども向けエリアも設ける。学生の部活動向けに無料開放し、大会などを開く。同市の千代松大耕市長は「大会開催にはアクセスが重要で、泉佐野市は関西空港がある」として、eスポーツ先進都市を確立する考えを示した。

同事業の第1弾として22ー25日まで全国の高校生が参加してシューティングゲームの合宿を開いた。

国内eスポーツ市場は24年に20年比2・7倍の約184億円、ファン数は同2・1倍の約1461万人の規模が見込まれる。

日刊工業新聞2022年8月26日

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