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トヨタのサブスク「キント」、ライブ動画配信で販売する勝算

トヨタ自動車傘下のKINTO(キント、名古屋市西区、小寺信也社長)は、インターネットで動画をライブ配信して商品の紹介や販売を行う「ライブコマース配信」を初めて実施する。同社が手がける自動車のサブスクリプション(定額制)サービス「KINTO(キント)」を紹介する模様を、7月1日に配信する。顧客との双方向コミュニケーションでサービスの理解を深め、販売拡大につなげる。

ライブ配信プラットフォーム(基盤)「17LIVE(ライブ)」を活用する。ライブ配信者の那月結衣さんを公式アンバサダー(大使)とし、KINTOの担当者とともに利用方法やメリットなどについて解説する。ライブコマースは長時間の配信や閲覧者と双方向にリアルタイムでやりとりできることから、サービスの理解度を深められると判断した。

17ライブのアプリケーション(応用ソフト)とKINTOウェブサイトをつなぎ、サブスクを申し込めるようにもする。小寺社長は「ライブコマースはクルマを販売する上で新たな商流になるポテンシャルがある。クルマの売り方の変革をさらに加速させる」とコメントした。

日刊工業新聞2022年6月29日

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