富士フイルムが投入、「ミラーレスデジカメ」新機種の性能
富士フイルムはミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X―H2S」を7月14日に発売する。信号読み出し速度を現行比約4倍にした新開発のセンサーと、現行比約2倍の処理速度を持つ画像処理エンジンを搭載し、高速連写機能やオートフォーカス(AF)性能を向上した。想定価格は消費税込みで35万円。
「X―Trans CMOS 5 HS」センサーと高速画像処理エンジン「X―Processor5」を搭載。1秒間に最速40コマの高速連写ができる。さらに深層学習(ディープラーニング)技術で開発した被写体検出AFにより、動物や車などを人工知能(AI)で検出できる。
超望遠に対応したレンズ「フジノンレンズXF150―600mmF5・6―8 R LM OIS WR」も同時に発売する。
日刊工業新聞2022年6月1日