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需要は高水準だが…「日本製半導体製造装置」販売高が2カ月ぶりマイナスだった理由

日本半導体製造装置協会(SEAJ、東京都千代田区、牛田一雄会長)が発表した日本製半導体製造装置の4月の販売高(速報値、2―4月の3カ月平均)は、前月比2・8%減の3061億9800万円で、2カ月ぶりのマイナスとなった。前年同月比では8・6%増だった。

SEAJによると、4月単月の落ち込みが響いた。年度末の3月に販売が伸びた反動が一時的に生じた可能性がある。

ただ需要は足元でも高水準が続いている。第5世代通信(5G)対応スマートフォンの普及や大規模データセンターの増設、自動車の電動化、ゲーミングの需要増などを背景に、半導体メーカーの旺盛な投資意欲は継続している。

日刊工業新聞2022年5月27日

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