航続距離510km、ホンダが中国で投入した新型EVの性能
ホンダの中国合弁会社の東風ホンダ(武漢市)は、電気自動車(EV)「e:NS1=写真」を発売した。ホンダのEVブランド「e:N(イーエヌ)」シリーズを中国で販売するのは初めて。価格は17万5000元(約343万円)―21万8000元。月販3000台を目指す。5月中に別の合弁会社、広汽ホンダ(広州市)がEV「e:NP1」の予約受け付けを始める。
2車種ともにスポーツ多目的車(SUV)タイプ。電池はホンダが出資する中国の寧徳時代新能源科技(CATL)製を搭載し、航続距離は510キロメートル。運転者の脇見や眠気を検知する機能も備え安全性を高めた。ホンダは2027年までに中国市場に同シリーズを10車種投入する計画。
日刊工業新聞 2022年5月12日