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プリファード・ロボが調達した6億円の使い道

プリファード・ロボティクス(東京都千代田区、礒部達最高経営責任者〈CEO〉)は、旭化成ホームズと三井住友銀行から合計約6億円の資金を調達した。同資金を活用し、財務基盤の強化や人材の確保、ロボット開発・製造体制の整備を進める。

プリファード・ロボティクスは、プリファード・ネットワークス(PFN、東京都千代田区)の子会社として2021年11月に設立。機械学習や深層学習の技術を応用し、自律移動ロボットの研究開発を進める。プリファード・ロボティクスは第三者割当増資で、旭化成ホームズから約3億円、三井住友銀行から約3億円を調達した。

また、PFNと旭化成ホームズが実施した実証研究をプリファード・ロボティクスが引き継ぐ。プリファード・ロボティクスと旭化成ホームズの2社で家庭向けの自律移動ロボットを共同開発する。

プリファード・ロボティクスと三井住友銀行では、自律移動ロボットの決済機能や金融サービスの提供機能などを共同で開発。多様な事業者と顧客ニーズに基づく新ロボットを共創する。

プリファード・ロボティクスは22年内にも、自社または共同開発した自律移動ロボットの販売を開始する計画だ。

日刊工業新聞2022年4月7日

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