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子会社が独自開発、日立建機が投入する新型土工用ローラーの性能

日立建機は特定特殊自動車排出ガス規制法(オフロード法)2014年基準に適合した土工用振動ローラー「ZC120S―6」を国内市場で6月に発売する。子会社の日立建機カミーノ(山形県東根市)が独自に開発。21年4月からユーザーにレンタルして好評だったため、一般販売に踏み切る。消費税抜きの価格は1870万円。年間30台の販売を目指す。

操作性や機械周辺の視認性の良さが特徴。運転席の窓を大きく、車体後方のカバーは傾斜を付けてオペレーターが運転席から広く見渡せるようにした。直接視認が難しい車体後方や後端下部は運転席のモニターで確認できる。

モニターには駐車ブレーキ解除のし忘れやニュートラルスタートといった注意喚起、排出ガス後処理装置の再生手順などの操作ガイダンスを表示し、安全性向上に寄与。燃料給油口やエアクリーナーを車体の低い位置にレイアウトしており、日常のメンテナンスを地上でできる。


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日刊工業新聞2022年2月11日

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