最大つり上げ荷重16トン、環境に配慮した新型クレーンの性能
タダノは二酸化炭素(CO2)排出量の抑制など環境性能を高めた、最大つり上げ荷重16トンの新型ラフテレーンクレーン「GR―160N」を発売した。標準仕様価格(消費税抜き)は4000万円。年間120台の販売を目指す。
機体は同社従来サイズと変わらず、搭載するブームの最大長さを50センチメートル延長し28メートルとした。6・9メートルのパワーチルトジブとも組み合わせ、最大地上揚程35・8メートル、最大作業半径は28メートルを実現した。
クレーンレバーの操作量に応じ、適切にエンジン回転数を制御する装置や、クレーン非操作時にPTO(動力取り出し装置)ポンプを停止する機能も搭載した。環境配慮型のディーゼルエンジンを採用している。
日刊工業新聞2022年2月8日