東京都、来年度に介護ロボットでモデル実験―舛添知事「導入方法など検証したい」
東京都は2016年度にも介護支援ロボットのモデル実験をする。日刊工業新聞社のインタビューで、舛添要一東京都知事が明らかにした。介助者がロボットを操作する際の課題などを検証し、適切なロボット導入方法を検証する。介助者不足の解消にもつなげる方針。
高齢者ら要介護者を移乗させる際、介助者の足腰に大きな負担がかかる。舛添都知事は「3K(きつい、危険、汚い)職場と言われないように、また負担を減らすには、どのようなロボットを導入したらよいかを検討したい」とした。
移乗介助ロボットには、介助者の足腰などに装着してパワーアシストをする装着型、要介護者を抱え上げる動作をアシストする非装着型がある。装着型ではサイバーダインがロボットスーツ「HAL」を展開している。また排せつ物の処理にロボット技術を用いた排せつ支援ロボット、浴槽への出入りを助ける入浴支援ロボットなどがある。
高齢者ら要介護者を移乗させる際、介助者の足腰に大きな負担がかかる。舛添都知事は「3K(きつい、危険、汚い)職場と言われないように、また負担を減らすには、どのようなロボットを導入したらよいかを検討したい」とした。
移乗介助ロボットには、介助者の足腰などに装着してパワーアシストをする装着型、要介護者を抱え上げる動作をアシストする非装着型がある。装着型ではサイバーダインがロボットスーツ「HAL」を展開している。また排せつ物の処理にロボット技術を用いた排せつ支援ロボット、浴槽への出入りを助ける入浴支援ロボットなどがある。
日刊工業新聞2015年12月24日 総合1面