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鋼材・物流費高騰で建機値上げに踏み切るコマツ、他社も追随か

コマツは、国内市場向けの建設機械とフォークリフト全製品の価格を、2022年1月1日受注分から平均10%引き上げる。世界的な鋼材不足による鋼材高騰や物流費高騰が続いており、企業努力だけでは限界があるとして価格転嫁に踏み切る。同業他社も事情は同じで、追随が予想される。

コマツは2022年3月期見通しで鋼材など原材料費が390億円、物流費が85億円、前期よりそれぞれコストアップしそうだと説明していた。

下期もこの状況が続くと予想されることから製品値上げに踏み切る。


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日刊工業新聞2021年12月23日

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