スズキがコネクテッドサービスを国内初導入、まずはあの軽自動車
スズキは、オペレーターサービスやスマートフォンのアプリケーション(応用ソフト)と通信するコネクテッドサービス「スズキコネクト」を、24日に一部改良して発売する軽自動車「スペーシア=写真」に導入して開始する。オペレーターサービスは24時間365日利用可能で緊急通報やトラブル発生に対応する。アプリではエアコンなどの操作や車両状態の確認などができる。
同社のコネクテッドサービスはインドで導入済みで、国内では初めて。オペレーターサービスは、緊急通報用とトラブル対応用のコールセンターを設置。エアバッグが開くような衝撃を検知すると自動で通報する。あおり運転被害時などは、車内のSOSボタンを押すとオペレーターを通じて警察などへ通報可能。
スマホアプリでは、ドアの施錠忘れやハザードランプ消し忘れを通知する。またアプリを通じて車両の操作を一部行える。
全国3000店以上の販売店を「スズキコネクト店」として情報共有する。順次スペーシア以外の車種にも拡大する方針。
日刊工業新聞2021年12月8日