エコな「デロリアン」が来月に走る!映画のシーンを彷彿
日本環境設計が古着から作った燃料で
1980年代のヒット映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場する「デロリアン=写真」が16年1月、公道を走行しそうだ。映画のようにタイムスリップはしないが、古着から作った燃料で走行するエコカーとして現代の日本に登場する。
古着の燃料化技術は日本環境設計(東京都千代田区)が開発した。衣服を原料の綿とポリエステルに分解し、綿をエタノールにして走行の燃料にする。ポリエステルは衣服の原料として再利用する。化石資源の投入が減るので、再生ポリエステルで作った衣服は二酸化炭素(CO2)排出量を半減できる。
デロリアンはナンバープレートを取得見込みという。150社と古着や樹脂製品の回収で連携しているという。同社の岩元美智彦社長は「デロリアンで回収を呼びかける打ち合わせに行く」と話す。
古着の燃料化技術は日本環境設計(東京都千代田区)が開発した。衣服を原料の綿とポリエステルに分解し、綿をエタノールにして走行の燃料にする。ポリエステルは衣服の原料として再利用する。化石資源の投入が減るので、再生ポリエステルで作った衣服は二酸化炭素(CO2)排出量を半減できる。
デロリアンはナンバープレートを取得見込みという。150社と古着や樹脂製品の回収で連携しているという。同社の岩元美智彦社長は「デロリアンで回収を呼びかける打ち合わせに行く」と話す。
日刊工業新聞2015年12月11日 環境面