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ロボット競技をライブ配信、9日開幕「WRS」サイト開設

経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、ロボットの社会普及や研究開発を促進するイベント「ワールド・ロボット・サミット(WRS)2020」のオンラインサイト「WRSバーチャル」を2日に開設する。最新鋭ロボットのバーチャル展示会のほか、WRSのロボット競技や第一人者の講演などをライブ配信する。期間は12月31日まで。

ロボットが暮らす世界をイメージした空間で閲覧者がアバターとなって体感できる。展示会にはファナックや川崎重工業など33社・団体が参加。ものづくりやサービスなどの競技を体験できるコーナーもある。9日にはギル・プラットトヨタ自動車エグゼクティブフェローの講演もある。

WRSは9―12日に愛知県国際展示場(愛知県常滑市)で「愛知大会」を、10月8―10日に福島ロボットテストフィールド(福島県南相馬市)で「福島大会」を実施する。愛知大会は新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、無観客で競技とフォーラムのみを会場で実施する。

日刊工業新聞2021年9月2日

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