日産と三菱自が「軽EV」国内投入で市場先行。気になる航続距離・価格は?

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軽EVは、19年に日産が披露したコンセプト車「IMk」がベースと見られている

日産自動車と三菱自動車は共同開発している軽電気自動車(EV)を2022年度初めに国内で発売する。満充電当たりの航続距離は170キロメートル前後を予定し、日常での利用に十分な航続距離を確保したとしている。電池容量は20キロワット時。本体価格から補助金を差し引いた実質購入価格は約200万円からを見込む。

新型車ではモーター駆動の特徴を生かし、力強い加速や高い静粛性を実現。運転支援など先進技術の充実も図る。サイズは全長3395ミリ×全幅1475ミリ×全高1655ミリ―1670ミリメートル。

三菱自の水島製作所(岡山県倉敷市)で22年4月から生産を予定。生産規模は年約6万台で、過半は日産の販売分となる見通し。

政府は35年までに新車販売の全てを電動車にする方針を示す。手頃な価格が支持される軽だが、EV化では電池を含めたコスト低減が課題になる。連合を組む日産と三菱自は、開発の効率化や量産効果の取り込みなどでコストを引き下げ、今後立ち上がる軽EV市場での先行を狙う。ホンダも24年に軽EVを投入する予定で競争が本格化する。

日刊工業新聞2021年8月30日

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