阪大「日本中のスポーツを本気で科学する」
選手の能力を伸ばす拠点作りへ
大阪大学は、医学や工学、情報科学などの研究成果を応用してスポーツ選手の能力を伸ばすための拠点を作る。国立スポーツ科学センター(JISS)や全国の大学、企業と協力して「スポーツ研究イノベーション拠点」を形成。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて選手の活躍や競技力向上を後押しする。
スポーツ庁の委託事業の一環で、阪大と筑波大学の2拠点が採択された。事業期間は6年の予定。ウエアラブル端末やIT技術を用いて、選手のコンディションを検証、科学的にサポートする。また健康スポーツ器具の開発や若手スポーツ研究者の育成、健康増進などの取り組みにもつなげる。
免疫や創薬、医療機器などの研究分野での先駆的な取り組みが評価され、今回の採択につながった。阪大大学院医学系研究科長の澤芳樹教授は「特にパラリンピック選手を積極的に支援していきたい」と拠点の方向性について語った。
スポーツ庁の委託事業の一環で、阪大と筑波大学の2拠点が採択された。事業期間は6年の予定。ウエアラブル端末やIT技術を用いて、選手のコンディションを検証、科学的にサポートする。また健康スポーツ器具の開発や若手スポーツ研究者の育成、健康増進などの取り組みにもつなげる。
免疫や創薬、医療機器などの研究分野での先駆的な取り組みが評価され、今回の採択につながった。阪大大学院医学系研究科長の澤芳樹教授は「特にパラリンピック選手を積極的に支援していきたい」と拠点の方向性について語った。
日刊工業新聞2015年11月30日 科学技術・大学面