車載ソフト開発、なぜデンソーの名前がない?トヨタグループ内の勢力争いか
名大発大学ベンチャー、トヨタ系サプライヤーと共同開発。高田会長は国産OS「トロン」開発の中核メンバー
【名古屋】APTJ(名古屋市千種区、高嶋博之社長、052・782・5705)は1日、「AUTOSAR(オートザー)」仕様の車載用ソフトウエアプラットフォームの共同開発契約を豊田自動織機、ジェイテクト、東海理化と結んだと発表した。同社は名古屋大学発ベンチャー。2016年4月までにソフトウエア会社などから計10億円の出資を受けて約40人の研究体制を構築、5年後に年商10億円を目指す。
オートザーは世界の自動車関連メーカーによる車載用ソフトウエアプラットフォーム規格の標準化団体。トヨタ自動車なども参加している。
APTJは会長を兼務する名大大学院情報科学研究科附属組込みシステム研究センター長の高田広章教授ら名大関係者4人が9月に学内で設立した。すでに富士ソフトなど6社を引受先に計1億2000万円の第三者割当増資を実施した。
オートザーは世界の自動車関連メーカーによる車載用ソフトウエアプラットフォーム規格の標準化団体。トヨタ自動車なども参加している。
APTJは会長を兼務する名大大学院情報科学研究科附属組込みシステム研究センター長の高田広章教授ら名大関係者4人が9月に学内で設立した。すでに富士ソフトなど6社を引受先に計1億2000万円の第三者割当増資を実施した。
日刊工業新聞2015年12月2日付自動車面