そごう・西武のエゴバックが話題。人気に火がついた要因
そごう・西武の「クリエーターズエコバッグ=写真」が話題を集めている。著名人らがデザインした柄のエコバッグで、3月3日に第1弾として49柄、第2弾で10柄を追加し、6月末までに約2500枚を販売した。環境意識の高まりに加え、独自のデザインによる“特別感”が支持され、人気を呼んでいる。
開発の経緯について、西武池袋本店(東京都豊島区)販売促進部NEWS担当の渡辺桂子氏は「『新しい習慣としてエコバッグをスマートに持ちたい』『サステナブル(持続可能)なもので、おしゃれなクリエーターの柄が欲しい』という要望を受けて作製した」と話す。
情報発信も積極的に展開した。ホームページや会員制交流サイト(SNS)での訴求に加えて、環境省と連携して動画投稿サイト「ユーチューブ」の動画も制作。渡辺氏は「既存顧客とそれ以外のサステナブルに対して関心を持っている層の両方に響いたと考えている」と、人気に火が付いた要因を分析している。