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スズキが5割の高シェア維持へ。インドで低価格EV投入

スズキは2025年までにインドで低価格の電気自動車(EV)を投入する。同社が得意とする小型サイズのEVで市場を開拓し、約50%の高いシェアの維持を図る。同国政府の購入補助などを差し引いた価格で100万円台を目指す。

同社が主力とする軽自動車、小型車の技術を活用し電動化戦略を進める。EVはまずインドに投入し、その後、日本や欧州にも投入する方針。6月の株主総会で25年までにインドにEVとモーター走行も可能なストロングハイブリッド車(HV)を投入する方針を示していた。資本提携するトヨタ自動車との協業も合わせて電動化技術の開発を加速する。

インドではデンソーや東芝と設立した合弁会社が、HV用リチウムイオン電池の工場を、スズキのクジャラート工場(クジャラート州)の隣接地に建設している。21年中に稼働する計画。

日刊工業新聞2021年7月21日

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