「脱炭素」組織立ち上げるアイシンの深謀遠慮

  • 0
  • 7
アイシンは専任組織を立ち上げてカーボンニュートラルへの取り組みを加速する(子会社のアイシン東北では工場の増築部分に太陽光パネルを設置する)

アイシンは8月にカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)を推進する専任組織を立ち上げる。カーボンニュートラルや二酸化炭素(CO2)排出量の削減目標達成に向けて社内を横断的に取りまとめ、新技術開発などを加速する。電動化対応でも長期的視点で先行技術開発に取り組む部署を8月に新設する。

新組織「カーボンニュートラル推進センター」は省エネルギー活動や再生可能エネルギーの採用拡大などCO2削減に向けた具体的な施策を企画する。CO2回収・分離などの新技術の開発にも取り組む。専任組織を設けることで役割を明確化しCO2削減に向けた取り組みを加速する。

さらに8月1日付でカーボンニュートラルや電動化、デジタル変革(DX)などの重点領域を統括する責任者(CXO)を新たに充てる予定だ。

アイシンは2050年までのカーボンニュートラル達成に向けて、30年度に生産のCO2排出量を13年度比で半減以上を目指す。

電動化対応では30年度のパワートレイン製品販売台数のうち、電動駆動モジュール「eアクスル」など電動化対応製品の台数を6割以上(20年度は7%)にする計画だ。

日刊工業新聞2021年7月20日

関連する記事はこちら

特集