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AWDのスバル車、2000万台に。今後も強みを発揮できる?

SUBARU(スバル)は、全輪駆動(AWD)車の累計生産台数が6月末に2000万台を達成した。1972年発売のステーションワゴン「スバルレオーネ4WDエステートバン=写真」での初搭載から49年目での達成。

同社の世界販売台数におけるAWD車の比率は98%。いずれも独自の駆動システム「シンメトリカルAWD」を採用する。縦置きの水平対向エンジンを軸に左右対称に配置したパワートレーンで、走りの安定感や走破性の高さが特徴。2016年に累計生産台数1500万台を達成した。

AWD技術は同社の電動車戦略も支える。応答性が高いモーター駆動に緻密なAWD制御を合わせ、独自性のある走りの実現を目指す。

日刊工業新聞2021年7月9日

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