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富士重、とうとう16年度の世界販売が初の100万台超えへ

吉永社長が見通し
富士重、とうとう16年度の世界販売が初の100万台超えへ

東京モーターショーで公開した「インプレッサ 5ドア コンセプト」

 富士重工業の吉永泰之社長は26日、2017年3月期に世界販売が100万台に届くとの見解を明らかにした。16年3月期目標は95万3000台で、100万台以上となるのは初めて。米国工場の生産能力を16年末までに段階的に現在の約2倍に引き上げるため、供給量の増加が販売に寄与する。足元では国内と米国の両方で生産が逼迫(ひっぱく)し、販売車両が足りなくなっている。
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日刊工業新聞2015年11月27日1面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
北米市場が安定している限り、当面、富士重の販売台数が極端に落ちることはないだろう。来年末には「インプレッサ」のフルモデルチェンジなども控えており、17年以降はさらに伸びる可能性が高い。

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