供給網全体の温室効果ガス排出削減を支援、三井物産が自動車向けプラットフォーム開発
三井物産はサプライチェーン(供給網)全体の温室効果ガス排出量を可視化し、削減を支援するプラットフォームの開発を始めた。サステナブル経営推進機構(SuMPO、東京都千代田区)と共同開発する。自動車や日用品などのメーカー向けを想定する。9月以降に実証実験を開始し、2022年以降の発売を目指す。
企業の製品・サービスが環境に与える影響を評価する「ライフサイクルアセスメント(LCA)」の可視化や環境認証の付与などを目的としたプラットフォームを開発する。三井物産のネットワークとSuMPOのLCAに関する知見を組み合わせる。
SuMPOは環境問題や社会課題を解決する企業の発掘やビジネスモデルの策定などを手がける。
日刊工業新聞2021年5月28日