島津製作所、ボーイング向けアクチュエーターで50億円超の商談
737 MAXと777の補助動力装置で使用。後継機も狙う
島津製作所は、ボーイングへ737 MAXと777のAPU(補助動力装置)で使用するアクチュエーターなどの納入を順次開始する納入を開始するのは、737 MAXと777のAPUで使用する「APUエア・インレット・ドア・アクチュエーター」と、737 MAX向けの「グランド・スポイラー・コントロール・モジュール」の3品目。いずれも、これまでに同社が受注を獲得していたもの。
APU用アクチュエーターは、APUのガスタービンエンジンの駆動に必要となる新鮮な空気を機体内部へ取り入れるドアを開閉させる、電動モーター駆動のアクチュエーター。これまでにボーイングへは、747と747-8、757、767、787向けに納入実績がある。また、今回の受注から777向けも納入する。
グランド・スポイラー向けの部品は、着陸時に接地した機体の速度を落として着陸距離を縮める「グランド・スポイラー」に組み込まれた、油圧アクチュエーターへの油圧を供給するバルブ。島津製作所が、グランド・スポイラー・コントロール・モジュールを生産するのは今回が初めてで、ボーイングへグランド・スポイラーに組み込まれる機器や部品を供給するのも初となる。
島津製作所では、2015年から10年間で、3品目累計で50億円以上の売上を目指す。777の後継機「777X」向け部品についても、新規受注獲得に向けた取り組みを続ける。
APU用アクチュエーターは、APUのガスタービンエンジンの駆動に必要となる新鮮な空気を機体内部へ取り入れるドアを開閉させる、電動モーター駆動のアクチュエーター。これまでにボーイングへは、747と747-8、757、767、787向けに納入実績がある。また、今回の受注から777向けも納入する。
グランド・スポイラー向けの部品は、着陸時に接地した機体の速度を落として着陸距離を縮める「グランド・スポイラー」に組み込まれた、油圧アクチュエーターへの油圧を供給するバルブ。島津製作所が、グランド・スポイラー・コントロール・モジュールを生産するのは今回が初めてで、ボーイングへグランド・スポイラーに組み込まれる機器や部品を供給するのも初となる。
島津製作所では、2015年から10年間で、3品目累計で50億円以上の売上を目指す。777の後継機「777X」向け部品についても、新規受注獲得に向けた取り組みを続ける。