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トラクターで楽々かぼちゃ収穫!作業効率は約3倍にアップ

ヤンマーアグリがモニター販売

ヤンマーホールディングス(HD)グループで農業機械を手がけるヤンマーアグリ(YAG、岡山市中区)は、トラクターでけん引するタイプのカボチャ収穫機(写真左)を9月1日から北海道地区限定でモニター販売する。訓子府(くんねっぷ)機械工業(北海道訓子府町)との共同開発。野菜の中でも重量があるカボチャの収穫作業の負担軽減につなげる。価格は486万円(消費税抜き)。2022年以降の本格発売を目指す。

茎葉を切り離し、畝上で乾かしたカボチャをコンベヤーとパドルで拾い上げて大きさなどを選別し、鉄コンテナに収容する。すべて手作業でこなす場合に比べて作業効率は約3倍に高まる。

YAGと訓子府機械はこれまでにもタマネギ収穫機の共同開発のほか、訓子府機械製品をYAGが販売するなどの連携実績がある。カボチャの収穫は大半が手作業。重労働ができる作業者の確保は困難で高齢化も進むため、作付面積、生産量は減少傾向にある。

日刊工業新聞2020年3月22日

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