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自動で残量を計測し知らせる「ウオッチャー」、飲食店やビュッフェ向けに商品化へ

コネクテッドロボティクスが開発
自動で残量を計測し知らせる「ウオッチャー」、飲食店やビュッフェ向けに商品化へ

残量ウオッチャー

コネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也社長、03・4520・5786)は、外食店舗やホテルのビュッフェ向けに残量ウオッチャー(写真)を開発した。特定の食材の1個当たりの重量をあらかじめ入力。バイキングなどで数が残り少なくなると奥の店員にアラーム点灯などで知らせ、補充商品の調理を促す。展示会出展などで外食産業の反応を見て、商品化する考え。

想定しているユーザーは、最初にそばなどの基本料理を注文した後、客がレーンに並んだ好みの天ぷらなどをトッピングして最後に会計を済ませるような外食店。

例えば、トッピングのコロッケとかき揚げでは揚げ時間が異なり、かき揚げの約1分に対し、コロッケだと5分かかる。昼食の混雑時などに、かき揚げが早々に売り切れてしまったり、コロッケを揚げ直すのに時間がかかり客が離れてしまったりするような機会ロスが防げる。

残数の把握・チェックは、重量センサーと上部に備え付けたカメラを使用する。繁盛店の場合、かき揚げの数が刻一刻と減っていく様子をリアルタイムで店奥から確認できる。アラートは店により、赤色ランプや音などを選択できる。

日刊工業新聞2020年3月3日

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