Ｆｒｅｓｈｔｅａ　Ｊａｐａｎ（東京都多摩市、横倉康生社長）が販売する高級中国茶『金萱（きんせん）烏龍茶』が若い女性を中心に人気だ。微細な泡の層で風味を閉じ込めた一杯だ。

同社が運営するカフェ「Ｈａｐｐｙ　Ｌｅｍｏｎ」は高級中国茶や岩塩チーズティー、タピオカミルクティーなどを扱う。「特に力を入れているのが東京都中央区の１店舗のみで販売する『金萱烏龍茶』だ」と、林太一店舗開発マネージャーは説明する。

「中国直送の厳選した茶葉のみを使っている」（林マネージャー）。泡の層のほか、お茶で作った氷を入れることで時間がたっても薄まらないよう工夫した。価格は消費税込みで１杯６６０円から。落ち着いた味わいの中国茶は「２０―３０代の女性がターゲット」（同）という。同カフェは台湾に本社を置き、世界で約１０００店舗展開する。日本では京王電鉄と協力し、東京都内に６店舗を構える。今後も日本での展開を進めていく。