アイリスオーヤマが飲料水市場に本格参入!25年に300億円の販売と野心的な目標掲げる
アイリスオーヤマ(仙台市青葉区、大山晃弘社長)は、ペットボトル入り飲料水の出荷を富士小山工場(静岡県小山町)で始めた。2020年1月に飲料水事業への参入を表明しており、今回はペットボトル詰めラインなど約30億円を投資した。現在、同工場内で10月に第2ラインの稼働を計画しており、新たに約30億円の追加投資に踏み切る。25年に約300億円の販売を見込んでいる。
商品は「富士山の天然水」と「富士山の強炭酸水」。現在の生産能力は天然水が1時間当たり750ケース(500ミリリットル・24本入り)。炭酸水が同650ケース(同)。追加投資により生産能力はそれぞれ倍増を見込む。
飲料水事業での新規雇用は当初15人。10月以降は約10人増やす予定。
大山社長は「新たな投資も検討している」としている。
日刊工業新聞2021年2月22日