「感謝の気持ち、形あるもので」封筒で国内トップシェアのイムラ封筒、パート含む900人に1万円
「感謝の気持ち、形あるもので」
イムラ封筒は嘱託、パートを含む約900人の従業員に対し、1人当たり約1万円の「新型コロナ給付金」を支給した。総額約1200万円にのぼり、今回で2度目。
緊急事態宣言が発出されたことを受け、マスクや消毒用アルコールの購入、PCR検査の個人受診の費用として配布した。井村優社長の希望で実施した。
前回、2020年5月には社員一人ひとりに特別謝礼金が手渡された。井村優社長は「感謝の気持ちを言葉だけでなく形のあるもので表したかった」と、社長自らが直接社員をねぎらった。
封筒で国内トップシェアを握る同社。コロナ禍の影響を受けるが、20年2―10月期の連結決算は販売管理費の削減に努めるなど当期利益が前年同期比45%増の約6億円にのぼった。今後もメーリングサービス事業などさらなる成長を目指す。
日刊工業新聞2021年2月18日