ニュースイッチ

顔認証でアルコール検知のなりすまし防止!タニタが燃料電池式検知器を発売

タニタ(東京都板橋区、谷田千里社長)は、なりすましなどの不正を防止する燃料電池式アルコール検知器「ALBLO FC―1500=写真」を発売した。同社の顔認証サービスと連動し、検知器と被検知者を同時に認証する。消費税抜きの価格は1台4万5000円。運輸運送事業者などに提案し、初年度1万台の販売を目指す。

同社のクラウド型アルコール検知サービスと連携する。スマートフォンなどで検知器に表示されたQRコードと被験者の顔を読み取る。検査後もQRコードを読み取り認証する仕組み。検査ごとにコードを生成し、検知器のすり替えを防ぐ。

サイズは幅64ミリ×高さ138ミリ×奥行き25ミリメートルと従来機比約35%小型化した。呼気を吹き込むマウスピースを本体と垂直方向に設置して検査時に管理者が画面を見やすくした。

日刊工業新聞2020年2月12日

編集部のおすすめ