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ベルギー発グリーンパン、こびり付かないフライパンで日本進出

一般的なフッ素樹脂を使わず、セラミックスコーティング
 ベルギーのフライパンメーカーであるグリーンパン(ブリュッセル)は、日本市場に本格進出する。これまでの輸入販売元のワイ・ヨット(名古屋市中区)に加え、日本法人のグリーンパン・ジャパン(東京都渋谷区、ウィム・デ・ヴァーマンCEO=写真、03・6868・5177)を設立、直接販売に乗り出す。初年度2億1000万円、2021年には4億2000万円の販売を目指す。

 同社のフライパン「グリーンパン」は、料理がくっつかず、こびり付かないノンスティック加工でありながら、一般的なフッ素樹脂を使わないのが特徴。セラミックスコーティングを施し、ヘルシーで安全な点をアピールする。

 日本市場向けには「ウッドビー」「ブリュッセル」「ケンブリッジ」「ミニ」の4シリーズを用意し、計13種類をラインアップした。消費税抜き価格は「ミニ」が1500円、直径26センチメートルの通常サイズは5000円から。

 すでに東京都内の伊勢丹や高島屋、小田急百貨店などで取り扱いを開始しており、今後、全国に販路を広げる。10年から輸入販売元としてグリーンパンを販売してきたワイ・ヨットは、引き続き代理店として同製品のマーケティングなどを担当する。
日刊工業新聞2015年11月04日 建設・エネルギー・生活面
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
最近おしゃれキッチン雑貨屋でよく見かけるようになったグリーンパン。灰色のつるんとした調理面が特徴的です。

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