ロールス・ロイス「ゴースト」、独自サスペンションで魔法のじゅうたんのような乗り心地
英ロールス・ロイス・モーター・カーズは全面刷新した高級セダン「ゴースト」を発売した。シンプルさの頂点を目指す「ポスト・オピュレンス(脱ぜいたく)」をコンセプトにゼロからデザイン、開発、製作を手がけた。価格は消費税込みで3590万円から。納車は2021年1月から始める予定。
ゴーストは同社では国内で最も販売数が多い車種で、全面刷新で同社史上、最も技術的に進歩したモデルとした。照射距離600メートル以上のヘッドライドや昼夜問わず歩行者などを検知・警告するビジョンアシストなど最新装備を搭載。独自のサスペンション技術を生かし「魔法のじゅうたんのような乗り心地」をさらに進化させたという。
パワートレインは排気量6750ccのV12型ツインターボエンジンを搭載。最大出力は571PS、最大トルクは850ニュートンメートルを実現した。
日刊工業新聞2020年10月15日