ホンダ「CBR600RR」全面刷新、その機能は?
ホンダは排気量600ccのスポーツ2輪車「CBR600RR=写真」を全面刷新し、25日に発売する。最新の電子制御技術と空力性能を備え、運転性能を高めた。ホンダ車専売のホンダドリームで扱う。消費税抜きの価格は146万円。年間1000台の販売を計画する。
水冷4ストローク・DOHC直列4気筒エンジンを搭載。パワーユニットはカムシャフトやクランクシャフトなどの材質変更により、最高出力の発生回転数を高回転化。バルブタイミングの変更などで吸排気効率を向上し、最高出力を89キロワットに高めた。ライダーの好みに合わせて走行感覚を任意に選択できる「ライディングモード」を採用した。
サーキットでの優れた動力性能と、カーブが連続する峠道など公道での扱いやすさを両立させた。空力性能に機能美を併せ持つ外観に仕上げた。
日刊工業新聞2020年9月3日