ローソンが食器・洗濯用洗剤を量り売り、脱プラスチックにつながるか
ローソンは26日から都内にある直営の「ナチュラルローソン」2店舗で洗剤の量り売り実験を始める。来店客自身が、食器用洗剤、洗濯用洗剤など4種類ある商品タンクからマイボトルなど好きな容器に入れることができる。9月には病院内のナチュラルローソンに導入する予定で、店舗数やカテゴリーの拡大も検討する。
芝浦海岸通店(東京都港区)と神宮外苑西店(同渋谷区)で始める。食器用洗剤は100グラム当たり消費税抜き70円で、洗濯用洗剤が同80円。柔軟剤は同110円。マイボトルを持参していない人には、無料の容器もある。自身で必要量を充填して、発行されるシールを容器に貼ってレジで支払う。
既製品のプラスチック容器削減につなげる狙いで実験開始を決めた。新型コロナウイルスによる在宅時間増加の影響で、洗濯頻度が増えナチュラルローソンの7月の洗剤カテゴリーの売上高は前年同月比で2割超伸長している。