マスクしてても暑くない。空間作るフレームが登場
気温の上昇に比例するようにマスクの着用が“難行苦行”に―。この悩みを緩和する製品をNII(広島市西区、新居敏春社長、082・239・1323)が発売した。特許と意匠登録を申請しており、届け出名称は「マスク用空間形成枠(インサートフレーム)と、マスク付き空間形成枠」。
インサートフレームは、使い捨ての不織布マスクの内側にポリプロピレン(PP)のフレームを挟む。顔の形に合わせて自由に曲げて空間をつくる。立体型にすることで楽に呼吸ができるという。マスクを取り換えれば何度も使える。価格は一つ150円(消費税抜き)。
マスク付きフレームは、外側に抗ウイルス剤を施した布製マスクと一体型製品。同様に自由に曲げて空間をつくる。マスクと一体型にすることでPPの折り曲げ反発力を応用、耳ひもをなくしたのが特徴。価格は1枚1500円(同)。
日刊工業新聞2020年8月3日